「アイディアのつくり方」を読んだ感想 書評・口コミレビュー

アイディアのつくり方

 

アイディアの考え方


私は、仕事で商品開発を担当しているため、日々様々な商品をリサーチしています。

リサーチした商品をより機能的なものまたはより価格の安いものなどに改良するアイディアは出すことができますが、新しい物を作る発想はなかなか出ませんでした。
どうすれば上手く商品開発はアイディアを出せるか模索していく中で、アイディアはどのように浮かぶかについて学ぼうと思いました。
そこでネットで探して出会ったのがこの「アイディアの考え方」です。

 

下記は、私が重要だと思ったことや本の要約です。

・パレートによると、人間は大きく分けて二種類。投機的な新しい可能性に常に夢中になっているタイプと、保守的で型にはまったやり方を好み想像力に乏しいタイプ。

・アイディアとは、『既存の要素の新しい組合せ』

■アイディアを出すステップは5つ

①情報の収集(これを曖昧・適当にしがち)
・一般的資料
    何でも興味をもつ。どんな方面でも知識をむさぼる。
・特殊資料
    製品と売りたい対象の人々の資料
    同じように見えるものも、描写によって違って見えるようになるまで研究することが必要。
※特殊資料と一般的資料の掛け合わせからアイディアが生まれる。

②資料を心の目で1つひとつ触ってみる
・ジグソーパズルのように、何かしら関係性を考える。
・思いついたことはメモしておく。嫌気がさしても続ける。

③完全に心の外に出してしまう。無意識の中で働かせるため。自分の想像力や感情を刺激するものに心を移す。(映画や音楽、趣味など)

④アイディアがふっと浮かぶ。何気ないときなどに。偉人の発明などもそういったケースが多い。

⑤アイディアを現実の有用性に合致させるために具体化、展開する。

 


まず、本が届いた時に思った事はとても薄いということです。

アイディアの考え方 厚み
上の写真のように、小さい上にとても薄いです。見るとページ数は102でした。
本の前置きにも書かれていますが、著者も内容は充分だが本は薄いですと言う通りでした。

アイディアを出す流れについては、よくテレビや雑誌などでアーティストや専門家の方々が話されていることに該当していました。
アーティストの人たちも、机に向かって真剣に考えている時よりも、何かしているときなどにふっと歌詞やメロディーがでてくると言います。
古いかもしれませんが、昔テレビドラマであった「古畑任三郎」でも、犯人逮捕の重要な謎解きは、決まって今泉というだらしない部下のささいな行動がヒントになっていました(笑)

また大学の時に、専門教育と一般教養という授業があり、私は経済学部でしたがなぜ経済に関係ない家庭科みたいな授業などがあるのかわかりませんでした。
しかし、この本を読んで、専門分野の知識だけ詳しくても一般教養の知識がないとなかなかいいアイディアが浮かばないのだと理解できました。

流行モノや一般知識、学校で習ったこと、仕事で勉強したことなど、すべての情報がアイディアにつながっているのだとわかりました。
堀江貴文さんも、情報収集には時間をかけて行っていると何かのセミナーで話されていました。


この本を読んで、わたしも専門外でも様々な情報を自分から積極的にとりにいくようにしています


「アイディアのつくり方」を買ってみた人のレビュー・評価や感想が気になっている方は、参考になさってください。
最近は各通販サイトでレビューが記載されていることが多いので、他の人の口コミや体験談、書評を確認して買う価値があるかを確認することは賢いやり方だと思います。

アイデアのつくり方

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