リピーターが雪だるま式に増える集客術 を読んだ感想 書評・口コミレビュー
この本は体験マーケティングというマーケティング手法のブログで知った藤村正宏さんの本です。
新規客をとりつづける方法には限界があり、リピーターになってもらうことが重要だと思っていたため、興味がわき読んでみました。
これは、滞在時間を伸ばして客単価を上げる方法を中心としたマーケティングの本です。要点などまとめたものが下記です。
購入単価が上がる3つのノスタルジー
①パーソナル・ノスタルジー
個人の思い出がよみがえる。単価が上がる。
②ジェネティカル・ノスタルジー
人には一定の習慣があり、知らず知らずのうつにやってしまうこと。
太古の昔、ほら穴に住んでいたころ野獣から身を守るために、すぐに逃げられる窓際を好む。基本的に人は端を好む。エッジの法則。
人間は目に見えないゴミも違和感として感じるぐらい、脳が五感で感じている。掃除をしていても小さなゴミがあると、なんか落ち着かないと感じてしまう。
天井にお金をかけるなら、床にお金をかけた方が上等な環境だと認識してくれる。
神は細部に宿る。ディティール集積の法則。
③エスニカル・ノスタルジー
民族特有のもの。お祭りやスポーツ、文化など。
■お店作り・アイディア
滞留時間と売上は比例する。
お客様の興味をひくものを並べておく。
企画のテーマはなるべく細かく。できれば知り合いを思い浮かべるぐらいに。
ターゲットとマーケットは違う。
商品を買ってくれる人は、設定したターゲットのような人だけでなく、そういうライフスタイルに共感した人。
POPは、それを選ぶ理由を教えてあげるもの。なぜそれを買うとよいのか。
実店舗でも、ネットの店舗でも共通してできることがたくさんあり、とても参考になりました。
本の中から実行したこともありますが、効果はまだです。もう少し待ってみます(笑)
人間は、無意識の部分がけっこうたくさんあるのだなと思いました。
なんとなくイヤだとか、おいしいとか、好きだとかは、自分が認識できていない部分でもかなりあるのだと思います。
掃除の大事さは、感受性が高い人の方がより感じているのだろうと納得できました。
細かいことが苦手な私は、やはり感性を高める訓練をしていくことが必要だと改めて考えさせられました。
集客や店作り、リピーターに悩んでいる方にとてもおすすめです。
すぐに実行できるアイディアが豊富にあります。
「リピーターが雪だるま式に増える集客術」を買ってみた人のレビュー・評価や感想が気になっている方は、参考になさってください。
最近は各通販サイトでレビューが記載されていることが多いので、他の人の口コミや体験談、書評を確認して買う価値があるかを確認することは賢いやり方だと思います。
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