「夢をかなえるゾウ」を読んだ感想 書評・口コミレビュー
夢をかなえるゾウ
30歳を過ぎ、自分のライフスタイルについて考えることがとても多くなりました。
仕事もそんなに順調にはいかず、プライベートのほうもあまり充実した日を過ごしていませんでした。
その原因はもちろん自分にあるのですが、どのようにすればもっと良い生活になるのか具体的な方法がわかりませんでした。
その時もいろいろな本は読んでいましたが、考える視点を紹介してあとは自分で考えるというものが多かったです。
この本は、そんな時に私の会社の社長が入っていたビジネス交流会で紹介された本です。
基本的には、誰かから紹介していただいた本は、買ってみることにしています。
人生を豊かにする課題
これは、ある青年がゾウの形をした神様から課題を与えられ、それを実行していくことで人生を変える物語です。
そのゾウから与えられる課題は下記の29個です。
◆課題
- 靴を磨く
- コンビニでおつりを募金する
- 食事は腹八分にする
- 人が欲しがっているものを先取りする(相手が何をしてあげれば欲を満たすか考える)
- 会った人を笑わせる
- トイレ掃除をする
- まっすぐ帰宅して未来への投資時間を確保する
- その日頑張れた自分をほめる
- 1日何かをやめてみる(やめた時間に何をしたか把握する)
- 決めたことを続けられる環境を作る
- 毎朝、全身鏡で身だしなみを整える
- 自分が一番得意なことを人に聞く
- 自分の苦手なことを人に聞く
- 夢を楽しく想像する
- 何があっても『運がよかった』と言う
- ただでもらう
- 明日の準備をする
- 身近にいる一番大事な人を喜ばせる
- 誰か一人のいいところを見つけてほめる
- 人の長所を盗む
- 求人情報誌を見る
- お参りに行く(できることは意味ないと思ってもする)
- 人気店に入り、人気の理由を観察する
- プレゼントをして喜ばせる
- やらずに後悔していることを今日から始める
- サービスとして夢を語る
- 人の成功をサポートする
- 応募する(才能を認められる)
- 毎日、感謝する
笑いながら人生で大切なことを学べる
まず、読んだ後の感想としては、率直に面白いです。
この神様は、なぜかお笑い志向の強いキャラクターで、話すときはいつも関西弁です。
私は、カフェで読んでいましたが、何回も笑って声を出しそうになりました。
周りの人からは、きっと変な人だと思われていたでしょう。
ただ、笑わせる要素は強い反面、内容はとても人生に役立つものばかりでした。
下記は、私に今までなかった考え方や、大切にしたいポイントです。
- 仕事で成功したい場合、仕事で使うものを大事にする。
- 継続において成長を感じることは大切。頑張ることは楽しいという感覚を養える。
- 人は、自分の自尊心を満たしてくれる人と付き合いたがる。
- 視点が自分に向きすぎな人が多い。会話のときなども。相手に関心をもち、相手のことを感じ、考えることが大事。
いつも何かをするときはその目的を考えながらしていますが、この本ではまずは神様が青年に行動させてみて、それから目的や意味を理解してもらうという順番で進めています。
何も考えてなくても、やってみることでその意味や目的をより実感できることもあるのだなと思いました。
また、この本を通して私は1番考えた事は、生きていく上で自分の理念をを持つことがとても重要だと言うことです。
時間が幸せになるために神様から課題を与えられて実行するわけですが、 「幸せ」は人それぞれです。
自分がどういう幸せを手に入れたいか、どういう人間になりたいか、何を大切にしていきたいかという価値観がないと、人生の岐路に差し掛かったときにどう選択すれば良いのかがわからず、曖昧な判断基準で判断してしまうかもしれません。
例えば、人に迷惑をかけない、自分の幸せだけでなく相手の幸せを考えるなど、自分の理念や人生観がはっきりしていれば方向性が大きくぶれることがありません。
それまでは私もそういった事はあまり考えていなく、意識もしていませんでしたが、それを考えることにより全てにおいて判断がしやすくなりました。
「お金は自分がサービスを提供して得る」というす理念も自分の中に加わり、それによって個人年金もやめました。
個人年金は、保険会社に毎月定額納めることによって満期の時にかけたお金以上のお金をもらう仕組みです。
私は何の努力もせずにただ年金を受け取るだけです。そのため、個人年金にではなく自分の口座に貯金することにしました。
このように、自分の生き方や理念を考えることで自分の軸を作ることができました。
それが正しいかはわかりませんが、おそらく私は後悔しないでしょう。
同じものを見ても、受け取り方は人それぞれ違います。
本の中では、課題一つ一つの目的や意味を神様が解説しています。その意味などを自分なりに考えて行動をするのは大切だと思います。
私は、とてもこの本を読んで影響を受けました。みなさんの生き方に何かしらの影響があれば幸いです。私が書いたわけではありませんが(笑)
「夢をかなえるゾウ」を買ってみた人のレビュー・評価や感想が気になっている方は、参考になさってください。
最近は各通販サイトでレビューが記載されていることが多いので、他の人の口コミや体験談、書評を確認して買う価値があるかを確認することは賢いやり方だと思います。
1日1日のタスクを忘れないためにシステム手帳を活用
ゾウの形をした神様から与えられる課題は、その時そのときに行うものから、毎日やることまであります。
無意識でもできるようになるまでは、習慣化しないといけません。
そこで、もともと使っているシステム手帳の出番です。
29項目に番号をふり、その中から毎日行うことの番号を手帳に書きます。
(①靴を磨く、②コンビニでおつりを募金する、③食事は腹八分、④人が欲しがっているものを先取り、⑤会った人を笑わせる・・・と番号をふり、手帳のその日のページに①③⑤という風に)
できるようにあったら数字を書かないようにしていくことで、できるようにならないことはずっと書き続けないといけなくて面倒です(笑)
もしくは、やることを1日のはじめに何個か決めて、予定と実際出来たかを毎日確認するのもよいと思います。
月間や週間の手帳だとスペースが小さいため、1日1ページがおすすめです。
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