生産性向上を常に考え行動を改善し続ける
前項でお話したビジネス向けの使い方で、このページでは、改善についてお話したいと思います。
スケジュールが予定通りにいかなかった場合は、その原因を把握し、対策を考えます。
以下、具体例を挙げて説明していきます。
原因をつきとめる
TOYOTAでよく例に出される考え方ですが、「なぜを3回繰り返す」というやり方があります。
だいたいの問題は、このようにすれば問題点がわかってきます。わかるまで「なぜ」を繰り返してみましょう。
例/資料作成の時間がかかった
1)なぜ時間がかかったのか?
→参考資料の収納場所を探すのに時間がかかったため。
2)参考資料の収納場所を探すのに時間がかかったのか?
→資料を置く場所を適当にしていたため。
3)なぜ資料を置く場所を適当にしていたのか?
→モノを置く場所を決める習慣がなかったため
対策を考える
上記のことから導き出される解決策として、モノを置く場所を決めるということになります。
参考資料だけでなく、他のモノについても置く場所を決めて覚えていれば、いつでも探せます。
探せるようになったら、次は探しやすくする方法を考えていくなど、改善を考えていきます。
たいてい、原因は1つだけでなく複数のことが関連していますので、時間がかかることから解決していくことで効果も大きくなります。
常に向上心をもってレベルアップ!
スケジュール通りにいった場合でも、常に問題意識をもって、
- 同じ原価と時間でもっと高品質にできないか
- 同じ原価と品質でもっと早くできないか
- 同じ時間と品質でもっと安くできないか
時間や原価がかかっても費用対効果があるやり方がないか
ということを考えていきましょう。
スケジュール通りにいったことは、それはそれで大変良いことなのですが、このような思考がないと今以上の仕事が入った時に単純に時間をかけたりしていては、納期に間に合わなくなることが多々あるからです。
毎回レベルアップするぐらいの気概で取り組んでいけばよいのではないでしょうか。
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