ビジネス向けの基本的なマンスリースケジュールの書き方

前項でお話したビジネス向けの使い方で、このページでは、ブロックタイプの月間スケジュールの基本的な書き方をご紹介します。

手帳の使いこなしは継続

訪問・来社予定、他アポイントは前週にとっておく

1週間の予定分を前の週に電話でアポイントをとっておきます。
お客様と会ったことで、議事録や訪問記録、次回の営業準備に時間がとられることをあらかじめわかっている場合は、アポイントの数を調整して、見込みの高そうなところを優先的にします。

既存顧客の大切さ

※過去に取引のあるお客様で今取引していない方で、関係を維持するための訪問は、予定を後に回してもよいですが、一年間全く連絡をとらないのはいけません。
電話やFAX、メール等、方法はたくさんあるので、訪問できなければ電話するなど、お客様に関心をもって積極的にコミュニケーションを図ります。

新しいお客様よりも既存のお客様のほうが、取引を行うハードルは低いです。また、新しいお客様を獲得するコストよりも関係を維持するコストの方が安価でもあります。
事業とは顧客の創造ですので、失客をすることはいけません。

おおまかに午前、午後、夕方(夜)に分けて記入する

マンスリースケジュールイメージ

もちろん、勤務が昼から夜の方は、昼~16、16~20、20~という感じでわけていただいて構いません。
時間の早いのが上、遅いのが下という時間軸で自分がわかればOKです。

 

アポイントに関わる準備事項を洗い出す

アポイントをとった時の話の中で、お客様の関心のあるネタやもっていくと喜ばれそうな情報などを収集できたときはメモしておきます。
また、その情報を他のお客様でも使えないか考え、使える場合はそれもメモして忘れないようにします。

訪問や打合せの準備はなるべくマニュアル化しておけば、誰かに教えるときにも非常に楽になります。

 

何回も訪問していて、前回からの引き続きの打合せなどの場合では、前回の打ち合わせ終了後に打合せの目的やゴールを決めているかと思います。
その分、今回の打合せの流れも想像しやすいはずですので、打合せのゴールのイメージも持っておいたほうがよいです。
それに合わせて情報収集や資料等の準備を行います。

 

初めて訪問するお客様の場合でも、訪問のゴールの姿を自分が希望するステップ順に考えておきます
例えば、今流行りのウォーターサーバーの営業の場合、下記のようにイメージします。

  1. 契約書を書いてもらい、設置日を決め、他の方の紹介までもらってくる。
  2. 契約書を書いてもらい、設置日を決めてくる。
  3. 契約意志を高めてあとはご主人のOKだけもらうだけまでにもっていく。
  4. 資料を置いていって検討してもらう。
  5. また電話してから訪問してよいか了承をもらって笑顔で帰る。

最高は1ですが、最悪でも話をして「考えてきます」とつれない返事をもらって帰るのだけはやめようと具体的に考えます。
具体的にイメージしていれば、自分がそうなりたいと思う力が、いい方向に向いていくものです。

ゴールの姿をなるべく明確にして、そのゴールを達成するためには何が必要か、取り組みながら考えて、ダメなことは改善し、効果があったことを継続してやっていくようにします。

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